結婚式とセット？前撮りが重視されるようになった理由と注意すべきこと

前撮りが結婚式に関わるイベントとして重視されるようになった理由を紹介しています。注意点など、前撮りの一般的な知識も紹介しているので、結婚をお考えの方はぜひ参考にしてください。

もはや結婚式とセットかのように当たり前に行われるようになったフォトセッション「前撮り」。前撮りは、結婚の思い出を確実に、そして美しく残すという意味では「間違いのない方法」です。結婚式当日は、新郎新婦はそれこそ、次から次へと訪れるイベントをこなす「多忙な人」。
もちろん結婚式でも写真撮影は行われますが、間違いのない、納得のいく写真が残せるとは限りません。前撮りは、確実に結婚の思い出をまとめておく方法であり、結婚式本番へ向けたリハーサル的な意味もあるイベントです。この記事では、前撮りが結婚式に関わるイベントとして重視されるようになった理由（メリット）や、前撮りの一般的な知識を紹介しています。結婚を本格的に考え始めている方は、ぜひ読んでみてください。

前撮りが重視されるようになった理由はメリットが多いから

その昔の結婚には前撮りという概念はありませんでした。事前に写真撮影をすることはあったかもしれませんが、今の前撮りとはまったく異なります。今、前撮りがほぼ結婚式とセットかのように行われている理由は「メリットが多いから」です。前撮りには、本番の結婚式の準備を含めて、カップルにとってたくさんのメリットがあります。では、その前撮りのメリットをご紹介しましょう。

時間をたっぷり割いて撮ってもらえる

結婚式の当日にフォトセッションを設けても、限られた時間しか割くことができません。式の当日は、次から次へとスケジュールをこなすことになりますから、フォトセッションだけに時間を割くわけにはいかないのです。写真の出来に不満でも、撮り直しの時間もほとんどありません。

でも、前撮りなら、写真の出来に不満なら、十分に撮り直しの時間があります。撮影可能な枚数に限度はあるものの、十分に余裕をもって写真を撮ってもらえることは、前撮りならではといえるでしょう。

ただ、前撮りでは、それほど心配しなくても、自然な笑顔が出てくるものです。そのため、撮り直しの時間なんて考えなくてもいいほど、撮影はスムーズに進みます。

結婚式の雰囲気を体感できる

前撮りは、結婚式のリハーサルではありませんが、お化粧やヘアメイクをして衣装を着るため、リハーサル的な体験ができることは間違いありません。お化粧やヘアメイクをしてもらえば、気分もだんだん盛り上がってきますから、式当日の雰囲気を十分に体験できるでしょう。また、事前にこの雰囲気を体験しておくことで、式の緊張感も少し和らげられるでしょう。

結婚式は、式の進行は決まっているものの、それを事前に体験することはできません。しかし、衣装を着たり脱いだり、ポーズをとったりすることは本番でも行うことなので、式のよい準備になります。

新婦の場合はウェディングドレスを着ることになるかと思います。ご存じのとおり、ウェディングドレスを長時間着続けるのはけっこう大変です。前撮りをしておけば、それがどのぐらい大変なことなのかがわかりますし、結婚式の当日、トイレへ行くタイミングも理解できるようになります。前撮りは完全な結婚式のリハーサルではありませんが、本番に備えられる貴重な時間だといって間違いありません。

前撮りで着付けやヘアメイクを体験しておけば、本番当日に起こりやすい「転倒」などのトラブル回避にもつながります。

衣装を選んで撮影できる

結婚式の当日は、選び抜いた衣装を着るわけですが、その選び抜く過程では、さまざまな衣装にどきどきしながら、取捨選択を繰り返さなければなりません。「あの衣装も着てみたかった」「やっぱりあれがよかったかな」という気持ちで結婚式の日を迎えるのです。しかし、前撮りなら「泣く泣くあきらめた」衣装を着るチャンスがあります。もちろん、本番当日同様の衣装を着るという選択肢もありますが、「着られないけど着てみたかった衣装」を着るチャンスは、前撮りしないと訪れません。衣装を選んで撮影できることは、前撮りの大きなメリットだといえます。

スタジオでも外でも撮影可能

結婚式の事前フォトセッションである前撮り。スタジオ内のセットをバックに思い出作りをしてもいいのですが、二人の思い出の場所やビーチなど、非日常的なセットアップで写真を撮ってもらうことも可能です。

「ハワイ挙式が今でも夢」

現実は違います。でも、前撮りなら、少なくとも砂浜でのロケーション撮影は可能です。また、前撮りではスタジオや撮影業者がさまざまな小物を用意してくれます。とにかく、クオリティの高い写真が残せるのは当然のこととして、非日常的な体験ができることも、前撮りのメリットだといえるのではないでしょうか。

前撮りのおかげで結婚式の日が楽になる

前撮りを経験しておくと、間違いなく結婚式の日は楽になります。前撮りでウェディングドレスを着ておくだけでも、当日の動きはスムーズになりますし、まずウェディングドレスを着た状態でも落ち着いていられるはずです。前撮りしておけば式の日に多くの写真を撮らなくても済むので、出席する友人や親戚と歓談する時間も増やせるでしょう。このように、結婚式の日がスムーズに、そして楽になることも、前撮りのメリットだといえます。

前撮りの注意点

前撮りを依頼する際の注意点について解説します。

撮影側に二人の希望をはっきり伝える

前撮りを決めたら、カメラマンや撮影スタッフに、二人の希望をはっきり伝えましょう。撮影側主導で撮影を進めても、やはりプロなのである程度の写真はできあがります。しかし、せっかく二人の夢や希望を形にするわけですから、二人がイメージするものをはっきり伝えておけば、撮影側も仕上がりをイメージしながら指示を出せます。ちょっと突飛なポーズでも、そのポーズがより引き立つような背景や構図を考えてくれるので、とにかく二人の希望が撮影側に伝わるように考えをまとめておきましょう。

前撮りを依頼するスタジオの選択も大事

前撮りには、ご紹介したとおり、スタジオのほか、屋外でのロケーション撮影という選択肢があります。前撮りを依頼する際には、スタジオがどのような撮影を得意としているのか、どのような撮影条件なのか、事前に確認しなければなりません。

たとえば、ロケーション撮影は天候に左右されます。雨天時の撮影延期が可能かどうかは、選択を左右する重要な要素です。スタジオのホームページにあるサンプル写真などをチェックして、二人がイメージする写真を撮ってくれそうか考えてみましょう。いくつかのスタジオを比較することもとても大切です。

古都・京都でロケーション撮影の前撮りを行っている「京都好日（きょうとこうじつ）」。京都といえば「和装」が人気ですが、和装以外にヴィンテージドレスが選べるなど、衣装の選択肢が多いことでも評判です。東山八坂、祇園、鴨川や梅宮大社など、映えるロケーションの選択肢が多いことも特徴です。京都での前撮りはとても人気ですが、京都は観光地なので、たとえば、観光客が写り込まないようにうまく撮影するには経験が欠かせません。京都での前撮りをお考えの方は、経験豊富なスタッフがサポートしてくれる京都好日での撮影を検討してみてはいかがでしょうか？